パニック障害⑵~自分ルール&メニエール病の襲来

月に猫のシルエットの写真。メニエール病にも出会った

こんにちは!「好き」を追求する女子えんがわです♪

前回の、パニック障害(1)~初期症状から発作の様子続編といたしまして、その後を書かせていただきます。

では早速、まいります!

パニック発作→救急車  その後

救急車の写真。運ばれた経験から。

当時のえんがわは、「仕事は長く休んではいけないもの」と思っていました。

高熱や急性胃腸炎やノロウイルスや尾骨挫傷やぎっくり腰などで休んだことは何度もありますが、使い物になるかどうかはともかく、「行けそうなかんじ」になったら出社しますし、同僚たちも、完全な体調不良の顔なのに出社していることも、珍しいことではありませんでした。

心療内科に行ったら、1~2ケ月は休むことになるのでは…?           

周りにものすごい迷惑をかける…よね?

ある程度の引継ぎ期間があったのちに、1人抜けるならまだ対処のしようがあると思いますが、ある日突然「明日から数か月休みます」なんて言ったら、混乱をまねくのは目に見えていましたし、それはやってはいけないことだと勝手に思い込み、受診をためらっていました。

毎朝極度のソワソワと吐き気を感じながら各停に乗り、1分おきくらいに飲み物を飲み落ちつくというツボを押し圧迫感に耐えられない時は途中下車して、少し落ちつくまで外の空気を吸い……を繰り返し……

無事に会社に着いても油断は出来ず、トイレの個室から出られない(んじゃないかという)恐怖を感じたり、休憩時間に突然恐怖と吐き気が襲ってきて、食事を続けられなかったことも何度もありました。

市販の安定剤も持ち歩いていましたし、ヤバくなりそうな時は服用していました。

そんな感じで、なんとか出社はしていたけれど、一刻も早く(無事なうちに)帰りたかったので、仕事後に飲みに行くなんてとてもじゃないけど出来ませんでしたし、帰っても食事もたいしたものも作れず、休みの日にどこかにおでかけすることも殆んど出来ず、家の者はつまらなかったと思いますが、こちらもギリギリでした。

まさかまさかなのですが、こんな様子で、なんとまあ数年生きていました。

ここまで来ると、「ああしておけばなんとかなる(←ex.電車に乗る前に必ずトイレに行っておく)」「こうすればなんとかなる(←ex.ソワソワが強まってきたら、とりあえず深呼吸。それでも落ちつかなかったらフリスクを食べる。それでもダメなら安定剤)」と、割と有効な自分ルールが出来上がってくるので、発作を起こす前にそこそこ対処できるようになっていました。

ただ、根本的な解決はなにも出来ていない(していない)ので、ソワソワ感は常にうっすらとつきまとっていました。

そしてまた年末がやってまいりました。

毎年恒例忙しい時期なので、自分の体調にあまり構えなくなるのですが、なんだか身体の芯がぶれているような、頭がユラユラしているような、ふわっふわした感じが続いていて、手なずけていたはずの不安感も強くなっていました。

白黒の森の画像。危険そうな所に迷い込んだイメージ

これちょっとやばくない? 年越せます?

ただ、熱もないし、何科を受診すればよいのかもわからず、「コンタクトの度が合ってないとか?」(←アホ)と、とんちんかんな思い込みを己に課し(なにしろ休めないと思い込んでいたので)、なんとか年を越してすぐの、朝の電車です。

周りがぐるんぐるん回ってるんだけど‼

突然座席から転げ落ちそうになり、とっさに手すりにつかまり(幸い、入り口脇の、手すりがある席でした)、吐き気動悸耳キーーーーンに耐え、少し落ちついた時に着いた駅で降り、ホームのベンチでしばらく休みました。

なんすかこれは??

なにが起きたか全くわからず、全く抗えない渦に突然飲みこまれたような、本能から「ヤバい」とわかるあの破壊力は、東日本大震災の時の揺れを彷彿とさせました。

どのくらい時間が経ったか覚えていませんが、携帯の画面が見られるくらいまで落ちついてから、Google先生におたずねしました。  

 

【周りが回転  なに】

渦巻いている写真。メニエール病のめまいのイメージ。

え?もしかしてこれがまさかの、かの有名なメニエール病ってやつなのですか⁉

当然ながら会社には行けず、地元の耳鼻科に直行しました。(Google先生、その節は行先も教えてくださって、ありがとうございました!)

動悸と吐き気がおさまらず、震えながら診察&検査を受け……

………はい、確定。

新たな猛獣との出会いです。

のちのお話は、メニエール病~症状と治療&心療内科に書かせていただいております。

次回、治療が始まります。

ついに!なんと!心療内科にも行きます!(遅い)

現在も続くえんがわの戦いを、あたたかく見守っていただけますと幸いでございます。

よろしくお願い申し上げます!

最後までおつき合いくださり、ありがとうございました!

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