こんにちは!「好き」を追求する女子えんがわです♪
前回、メニエール病の先生からの強いお勧めをいただき、ついに心療内科を受診し、お薬が合わず大変な目に遭った、メニエール病~症状と治療&心療内科の続編でございます。
メニエール病のタイトルでパニック障害のことも書いていたり、その逆もあったりと、読みづらくなっておりますことをお詫び申し上げます。
しかし、この2つの病気は、えんがわの中でとても複雑に絡み合っており(どちらかが悪くなれば、もう一方も悪くなる)、数年経った現在も、どちらも通院・服薬にて治療を続けておりますため、切り離して書くことができません。
ご理解いただけますと幸いでございます。
では、早速まいります!
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お世話になりました
あの地獄のような18時間のあと、恐怖が消えるまで数日かかり、1週間ほど家から出られませんでした。
治る可能性がきっと1つ減ったであろうこともショックでした。
向精神薬の中にも沢山の種類があるでしょうし、たった最初の1回で、選択肢を1つ切り捨てるのは惜しいことなのかもしれません。
でも、「向精神薬=大変」と、しっかりと刻み込まれてしまったので、恐ろしくてもう2度と飲めない。
再診の際、先生にそう申し上げました。
「ごめんなさいね」と理解していただけましたが、「じゃあどうします?」と。
先生のお話を要約すると、
- 向精神薬を使わない方向の治療はできない(やらない)
- この病院ではカウンセリングはやっていない
- デイケアだけの利用はできない
- お薬飲まないなら、あなたにしてあげられることはないと思う
そうなんだ…
短い間でしたが、お世話になりました。
「心療内科に行けば治る」という、えんがわの過度な期待は見事に打ち砕かれましたが、お守り代わりの安定剤をもらえただけでも収穫と考え、次の策を練ることにしました。
院内紹介
「お薬に頼らない治療」「カウンセリング」「マインドフルネス」……
思いつく限りの代替案をGoogle先生にいろいろとおたずねしたのですが、極めて狭いえんがわの可動域(電車✖←怖くて乗れない・バス✖←匂いと揺れで酔う・タクシー△←10~15分が酔わない限界)にはヒットしませんでした。
それならメニエール病の先生に紹介してもらおう!
突然降ってわいたこの妙案に小躍りし、約10日後の通院日を楽しみに、そこそこ普通(発作や激しいめまいを起こさず)に過ごすことができました。
そしてお待ちかねの通院日。
めまいの症状などをお話したのち(お薬継続)、心療内科での顛末を申し上げ、院内紹介をお願いしたところ、あっさりOKをいただき、予約の手順などを指示してくださり、数日後に予約をすることができました。
初診日
とても話しやすい、女性の先生でした。
心療内科の先生には話しづらかったあれやこれや(不安をなくすヒントが欲しい・電車に乗る方法、など)や、休職しているので、時間的に焦ってはいないこと、などをいろいろと申し上げたところ、丁寧にお答えくださりました。
そして、以前の病院での顛末により向精神薬は避けたいと申し上げると、「本来ならばその治療法が一番だからやりたいけれど、そんな経験をしてしまったら怖くて飲めない気持ちも、とてもよくわかります。それなら…」と、お薬は漢方を選んでくださいました。
先生からいただいたお言葉
- 今日はこれができた・あれができた、と、良いことを日記につけると、沢山のことができていることに気づけて、良い効果が出る。
- 毎日食事を作っているだけでも本当にえらい。出来ていることは沢山ある。
- 一人で抱えないで、相談してみる・口に出してみると、意外な解決法が聞けたりする。
- まだ起きていないことを不安がるのではなく、もしもなにか起きたら、その時に考えればいい。不安になったらレスキューの薬を飲めばいい。不安は数分で落ちつくし、結局大丈夫だから。
- もしお薬が合わなくても、違う治療法を試してみたくなっても、ほかにいくらでも選択肢はあるから、あせらずに。
一生ついていきます!
この日、先生にいただいたヒントは、今も時折思い返して自分を勇気づけているほどありがたく、本当に救われた思いです。
そして漢方!(ちなみに、毎食前に加味逍遥散・寝る前に抑肝散化陳皮半夏。加味逍遥散は下痢が続いたため、現在は柴胡桂枝乾姜湯に変更しています)
そんな選択肢もあったのかーーーーー!と、突然目の前が明るく開けました。
現在、残念ながらこちらの先生は異動され(数か月のおつきあいでした。ついて行きたかったけれど、えんがわの可動域からは大きく外れていたので、泣く泣く諦めた)、全くタイプの違う、人生論による謎かけのような診察をなさる男性の先生(楽しく適当に生きることを全力で推奨される)にお世話になっています。
強めのソワソワ感が続いた時期がありしんどかったので、お守り代わりの安定剤の追加が欲しいと申し上げたところ、「長年の経験から、今後お薬が増えるような気がするから出しません。今まで通り、漢方だけにしましょう」と言われたことがあります。お薬に頼らず、楽しく生きていればOK!というスタンスは、えんがわの将来を考えると、きっととてもよいことなのだろうと信じております。
女性ならではの身体のサイクルや、気圧、睡眠時間などによって、体調は日替わりですが、以前のような発作は格段に減りましたし、めまいも以前ほど頻発しなくなりました。
この2つの病気を己の個性ととらえて、不安感やめまいに慣れ、共存することが今後は大事と、先生お二方ともおっしゃいます。
もう少し症状が落ちついて気力が戻ってきたら、リワーク(社会復帰に向け、電車に乗る訓練など)を視野に入れる予定ですが、もしかするとそこまでしなくてもよいかもしれないという状態です。
ところで、当時のえんがわのお金事情なのですが、とてもとてもありがたい「傷病手当金」を頂戴しておりました。
その時のことを傷病手当金のしくみ~申請の流れ・期間・金額についてにて書かせていただいております。
また、当時のえんがわが、家でやっていたこと 自律神経を整える~今日から手軽にできること・マインドフルネス~キャリカレ講座で学ぶ・ポジティブ心理学~キャリカレ講座で学ぶも書かせていただいておりますので、併せてお読みいただけると幸いでございます。
最後までおつきあいくださり、ありがとうございました!
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